財団法人成研会

-訪問スタッフから-

様々な方が精神科外来に来られています。はじめて精神科にかかったという方、
長い間社会的な活動なく生活されている方、
問題を意識しつつもその解決方法がわからないという方、そのご家族・・・・。
いつもの外来診察と、調子が悪くなった時の入院という2点だけでなく、
色々な状況のある中、自身のバランスをとりながら暮らすにはどうしたらいいか、
もっと他にいい方法はないかなど、訪問看護では皆様の目線から
生活面の悩み相談や不安の解消のお手伝いができれば・・・と思っています。
内容や、看護師、ケースワーカーのどちらが訪問するかなどは、
その方のニーズによって変わります。主治医にご相談の上、ご検討下さい。

日常生活の中でなかなか話す機会がない方、診察の時に
Dr.にうまく自分のことを話せないなどで悩んでおられる方や、服薬に
対する不安・社会生活への参加に対する不安を抱えておられる方、そのご家族
の相談を訪問時に伺っています。堅苦しい雰囲気ではなく、私達の訪問を通して、
一つでも楽しみを持って生活をしていただけるよう、心がけています。


@ 【訪問看護とは】
在宅で治療中の方を訪問し、社会復帰のお手伝いをします。
主治医の判断により、ご家族やご本人の了解を得てなされるもので、
服薬・健康チェックのほか、社会参加も含めた、いろいろな
患者さんの悩みや不安などの相談ができます。

担当の看護師・ケースワーカー(精神保健福祉士)が、お宅を訪問します。
訪問看護には、車でお伺いします。病院・その名称がわかる物は一切ございません


A 【訪問範囲】

河内長野市・富田林市・大阪狭山市など近郊
その他の地域(応相談)


B 【申し込み方法】
自立支援医療制度がありますので
ご利用等は外来窓口におたずねください

C 【費用について】
生活保護の方・・・・費用はかかりません
国民健康保険の方・・3割負担(32条をお持ちの方は、費用は掛かりません)
社会保険の方・・・・3割負担(32条をお持ちの方は、0.5割負担です。)

D 【退院前にご自宅訪問】
現在入院中の方も、退院前に訪問看護を受けることが出来ます。
退院後の生活の注意点、ご家族の心配点などご相談させていただけます。
入院中の方はご相談ください。

E 【具体的な日常生活の支援】
@生活習慣、生活リズムの確立(服薬・睡眠・食事・仕事・その他)
A対人関係の改善(家族・友人・地域・病院・その他)
B社会資源活用技術の向上(交通機関・通信・金融・公共施設・医療行政機関他)

F 【家族への取り組み】
再発を防ぐためには、ご家族の協力が非常に重要です。
支援の方法のアドバイスと、障害年金などの社会資源の活用について、
ケースワーカーが情報提供や相談を行います。

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